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アプリ「Google 日本語入力」が「Gboard」 に統合される?違いは何?

Android版アプリ「Google 日本語入力」が
アプリ「Gboard」 に統合される
という予告の通知がありました。

情報ソース

Google 日本語入力 が Gboard に統合されます

スマホで文字入力をしているときに、
以下のような通知が全画面で表示されました。
アップグレードのご提案(Google日本語入力がGboardに統合されます)

アップグレードのご提案

Google 日本語入力が Gboard に統合されます。
Gboard ではGoogle 日本語入力の主な機能に加えて、より使いやすい入力方法、新しいステッカー、さまざまな絵文字などの機能をお使いいただけます。
言語設定も引き継がれます。

[キャンセル]
[アップグレード]

Google日本語入力とGboard 開発の歴史

この件について紐解いてみました。

元々のGoogle日本語入力開発の歴史を辿りますと、
パソコン版の「Google 日本語入力」
(Windows・MAC)に始まり、
Android 版アプリ「Google 日本語入力」が
リリースされた。

Google 日本語入力(Google Play)

その後、Gboard のアプリがiOS版でリリースされ、
Android版 Gboard もリリース。

Gboard(Google Play)

すなわち、iOSにはGoogle日本語入力は無く、
AndroidにはGoogle日本語入力とGboardという
2つの言語入力アプリが並立していた。

しかもAndroid 版「Gboard」は、
Google日本語入力を組み込んだアプリ
ということで、
この流れを汲んでいけば、
Android版アプリ「Google 日本語入力」は、
お役御免というわけです。

より多機能なアプリGboardを使うほうが
便利なわけですし、機能を内包しているなら
Google日本語入力は無くても困らないですよね?
1本化することでiOSアプリと同じ状態
になるとも言えます。

知らないうちにGboardに切り替わっている問題

思い出してみますと、半年前からか1年前からか
覚えていませんが、常用しているGoogle日本語入力が
知らないうちに別の文字入力に変わっている
という問題を抱えていました。

Google 日本語入力 の言語入力画面

バグだと思っていましたので、
いつか修正されるだろうと、毎回、
手動でGoogle日本語入力に戻していました。
かなり頻繫で、1日~1週間に1回くらいでしょうか。
多いときは1日に何回もあったと思います。

今考えてみますと、変更された文字入力は
Gboard でした。
これも予告の一環だったのかもしれません。
知らないうちにGboardを使っている状態にさせて、
自然な流れで移行させることが目的であったり。
もしくは本当にバグの可能性もありますが。

Gboard の言語入力画面

よく似ていますが、キーボード周りの
デザインや印象が何となく違うのですぐに気が付いて、
設定変更してGoogle日本語入力に戻しています。

キーボードの変更(Android 9)Google 日本語入力・Gboard

改めて確認してみますと文字入力の選択に
Google日本語入力もGboardもあるものの、
なぜかGboardアプリのアイコンが見当たりません。
Google日本語入力アイコンはあります。
(※この件について下記に追記あり)

通知されたアップグレード提案については、
今のところキャンセルにしていますが、
今現在も、勝手にGboardに切り替わります。

もしかすると通知のアップグレード提案で
アップグレード実行にすると、
Google日本語入力のアプリアイコンが
消えるというよりGboardアプリアイコン
に書き換わる、置き換わるのかもしれません。
つまり、既にこのアプリは1本化されている可能性があります。

関連記事)ぜひ合わせてお読みください。
GboardからGoogle日本語入力へ切り替えて戻す方法

後日追記)
Gboardアプリのアイコンは
表示されないように設定されているため、
以下のように設定変更すると
アイコンが出現するようになります。

文字入力する画面で
Gboardのキーボード上部にある
「歯車アイコン」をタップ
[詳細設定]をタップ
[アプリアイコンを表示]をタップ

ホーム画面には無いと思いますが、
画面下からスワイプして開く
ランチャーの中にアイコンがあります。

追記ここまで)


Google日本語入力とGboard の違い

Google日本語入力とGboard の違いは何でしょうか。

「Google 日本語入力」が、
その名の通り日本語専用の言語入力キーボード、
変換機能アプリであるのに対して、
Gboardは多言語の入力キーボード、
変換アプリとして、
900以上の言語をサポートしています。
その中に日本語も含む。

その他の違いとして、
Gboardはステッカー(スタンプ)や
GIFなどの画像を貼り付けることができる。
クリップボードにコピーできる。
それ以外にも詳細な設定項目や
特別な使用法が多数あり。

Gboard のクリップボード機能

おそらく「Google 日本語入力」が
単純な文字入力キーボードおよび
変換機能アプリであるのに対して、
「Gboard」はそれを一部分に内包して
文字入力に関する付加機能を追加した
総合的な言語入力アプリという位置付けに
なっていると考えられます。

Gboard のステッカー(スタンプ)やGIFなどの画像

本当に統合されるなら、
「Google 日本語入力」のアプリ自体が
消滅するわけですが、仮に並立のままだとしても、
今後のアップデートはGboardのほうが断然、
強化されていくのは明白。

提案された通り、既存の
Google 日本語入力 ユーザーは、
今後、Gboard を使っていくべきなのでしょう。

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