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Chromeブラウザでクレカ番号が知らずに保存されてる恐怖、自動入力を削除する方法は?

Google Chromeブラウザで
クレジットカードの番号が記憶されたのか、
Chromeの中に保存されていたようで
驚き焦りました。

Chromeに保存されたクレジットカード情報を
削除する方法や、
クレカ情報を自動入力しないようにする
設定変更などの対処法を解説いたします。
(2022年6月に情報更新)
Chromeクレジットカード情報削除

Chromeクレジットカード情報削除する方法(パソコン)2022年

パソコンのChromeブラウザで、
クレジットカード情報削除する方法を解説します。
(2022年6月確認)

パソコンの Chromeブラウザ で
右上のプロフィールをクリック
(ポップアップが開く)
メールアドレスのすぐ下
3つのアイコンから中央にある
四角いアイコン(お支払い方法)をクリック
Chromeブラウザ「お支払い」
(お支払い方法の画面が開く)
Chromeブラウザ「お支払い方法」
★自動入力しないようにする
[お支払い方法の保存と入力]
をOFFにする
★お支払い情報を削除する
下部「お支払い方法」にある
カード情報の右端の四角をクリック
(Google Payの画面が表示される)
カード情報があるので
[削除]する。
気になるようであれば、
[お支払い方法を保存しているかどうかの確認をサイトに許可する]
もOFFにしておきましょう。
「お支払い方法の画面」は、
以下の方法でも開くことができます。
右上の●丸縦3つのメニューから
[設定]をクリック
(設定画面が開く)
左にある[自動入力]をクリック
(自動入力画面が開く)
[お支払い方法]をクリック
Emotet(エモテット)が
ウェブブラウザ「Google Chrome」に
保存されたクレジットカード情報を
盗み取る、ということを
警視庁が2022年6月9日に
発表して注意喚起しています。
この件についての記事はこちら。
Emotet(エモテット)がChromeからクレジットカード情報を盗む【注意喚起】

(追記ここまで)

以下は、2016年5月に公開された内容です。

Google Chromeブラウザ

ChromeとはGoogleが開発したウェブブラウザで、
インターネットの閲覧をするソフトなのはご存知の通り。

無料で世界的に普及しており、最近ではついにマイクロソフトの
ブラウザInternet Explorer(IE)のシェアを完全に越えたという
ニュースもでていました。

パソコンで使われていましたが、アプリ版も開発され、
GoogleだけにAndroidにインストールされている。

オートコンプリート

ブラウザを始め、パソコンの各ソフトでは、過去に入力した
内容というより文字列が記憶されていて、文字入力をした際に
先頭の文字に一致するものがあれば候補を表示してくれたり、
そのまま入力できるという機能が、過去からありました。

このような文字入力補助の機能をオートコンプリートといいます。

Chromeの自動入力

Google Chromeブラウザにも自動入力の機能、オートコンプリート
ができるようになっています。

デフォルトで機能するようになっているので、不要であれば、
手動で解除する必要があります。

Chrome自動入力を解除・削除する設定方法(2016年)

※この記事を公開した2016年頃のChromeブラウザでの操作になります。
Google Chromeブラウザ(パソコン)
右上設定マーク(「三」横棒3本のアイコン)
ポップアップの中で「設定」をクリック
(設定画面へ遷移する)
最下部
「詳細設定を表示…」をクリック
[パスワードとフォーム]欄において、
[ワンクリックでのウェブフォームへの自動入力を有効にする]
[パスワードの保存を確認する]
chromeブラウザで自動入力の設定画面
不要であれば先頭のチェックをはずす(※これで完了)

または、
[自動入力設定の管理][パスワードの管理]をクリックし、
個別設定も可能。

設定と使い方の補足

※クレジットカードの情報は、
[ワンクリックでのウェブフォームへの自動入力を有効にする]
の文末にある[自動入力設定の管理]をクリックしたあとの画面、
ポップアップ[クレジットカード]にて確認できます。
逆に新しくクレジットカードの情報を追加することもできるようです。
chromeブラウザで自動入力、クレジットカード設定画面

[ワンクリックでのウェブフォームへの自動入力を有効にする]
のチェックをはずすことで自動入力の機能を止めると書きましたが、
当然ながら便利であるログイン時のIDなどがオートコンプリートも
出てこなくなりました。

各設定は即時反映されます。
元に戻す際も即時反映しましたので、実際にやってみることをおすすめします。

[パスワードの保存を確認する]というのは、ログインするような
サイトの画面において、このパスワードを確認しますか?
と、いちいちポップアップで確認するかどうかの選択。
しなくてよいならチェックをはずす。
また、保存したすべてのパスワードの一覧は[パスワードの管理]から確認できる。

なぜChrome自動入力に気づいたか

事の発端はとあるサービスに申し込み手続きをしていた際、
これを発見したからです。
つまりGoogle Chromeブラウザで個人情報の入力をしていたわけですね。

クレジットカード入力の画面において、ハイフンを挟んで
4つの入力欄があると思うのですが、そこに末尾●●●●
の番号を入力しますか?のような小さいポップアップが
自動表示され、クリックするとその通りに16桁が埋まりました。
(記憶が定かではありませんが、こんな感じだったと思います)

もちろん、その案内が出た時点でウィルス?ハッカー?
スパム?フィッシング詐欺?などと疑い、一旦操作の手を止めたのは
言うまでもありません。

いろいろ調べてわかったのは今回の記事書いた通り、
Google Chromeブラウザの自動入力、オートコンプリート機能
だったわけです。

Chrome自動入力の危険性と懸念

ブラウザの自動入力機能は大変便利で素晴らしいと思います。
役に立つ場面はたくさんある。

しかしパスワードまでが記憶されているのは便利でありつつ不安がある。
ましてやクレジットカードの番号が記憶されているのは不安しか
感じませんし、むしろ一瞬は恐怖さえ感じました。

Google側に悪意があってクレカ番号を収集しているとは思いませんし、
実際のところ[自動入力設定の管理]から確認してみればわかるのですが、
Googleペイメントと記載がありますので、どうやらGoogleに対して
初期登録したときのクレジットカード番号のようです。
Google PlayやGoogle Play Musicの決済で使うものであり、これは問題ない。
サービス利用のために自らGoogleへ申し込み手続きをした内容ですから。

ただ、この16桁の番号列が関係ないあらゆる申し込み画面で入力候補として
自動的に表示されてしまうのはどうなのだろうということ。

Googleだからヤバイ、スマホを紛失したらどうなる?

もっと厄介なのはGoogleとしてはこの自動入力をGoogleアカウントで
連携、共有していること。
便利なサービスとして提供しているGoogleですが、このことで
スマホでもタブレットでも、同じGoogleアカウントでログインして
しまえば自動入力で記憶したものが表示されてしまう。
例えばブックマークが共有されているのをご存知ですよね?

そんな感じでお手持ちのスマホでパスワードやクレジットカード番号
が表示されてしまうことに危険性を感じませんか?
例えばスマホを紛失したときや、置いたスマホやタブレットでロックに
なる前に偶然に誰かに操作されたら、画面ロックを解除されてしまったら
どうなるでしょう・・・。

まとめ Chromeブラウザ自動入力

Google Chromeブラウザの自動入力を便利と思ってフル活用するか、
危険を感じて自動入力しない設定に変えるかは、各自の自由です。
どちらでもよいと思います。

ただ、スマホやタブレット端末を他人に操作される可能性や、
他人のパソコン、公共にある機器、ネットカフェなど、あらゆる環境で
Googleカウントを使う可能性がある以上、パスワードやクレジットカード情報
を知られてしまう、漏えいする可能性がゼロではない、ということだけは
知っておいたほうがよいかもしれません。

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