ある日から、Chromeの右上に
「e-Tax AP が無効になりました」
という警告表示が出るようになりました。
この問題と解決策について。
目次
- e-Tax 公式からの情報
- 環境チェック結果「Chrome拡張機能」で「×」
- 「e-Tax AP」バージョン 3.0.0.0 へ更新する(Chromeブラウザ)
- 「e-Tax AP」バージョン確認方法(Chromeブラウザ)
- e-Tax APがオフになっています(「Microsoft Edge」の場合)
- バージョン3.0.1.0(2023年1月25日)※後日追記
- koubai-e-nyusatsu.nta.go.jp の許可(2023年3月18日の警告)※後日追記
- マイナポータルでも「koubai-e-nyusatsu.nta.go.jp」を追加(※後日追記)
- バージョン3.0.2.0(2023年3月20日)※後日追記
- 「e-Tax AP」とは?
e-Tax 公式からの情報
「「お知らせ」本年1月以降、e-Taxソフト(WEB版)等をご利用になる場合には、Chrome拡張機能の「e-Tax AP」を更新する必要があります。
」本年1月以降、e-Taxソフト(WEB版)等をご利用になる場合には、Chrome 拡張機能の「e-Tax AP」のバージョンを更新する必要があります。| 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)国税電子申告・納税システム(e-Tax)の概要や手続の流れ、法令等に規定する事項など、e-Taxを利用して申告、納税及び申請・届出等を行うために必要な情報やe-Taxについてのお知らせを掲載しています。令和5年1月4日(水)以降、e-Taxソフト(WEB版)等(※)をご利用になる場合には、Chrome 拡張機能の「e-Tax AP」のバージョンを3.0.0.0に更新する必要があります。
令和5年1月4日以降、
となっていますので、
どうやらその日を境に
新しいバージョン
3.0.0.0 へ変わった模様。
Chromeブラウザを起動して、
警告表示が出るようになったのは、
おそらくこの日あたりだった
のではないでしょうか。
環境チェック結果「Chrome拡張機能」で「×」
パソコンなどで、
Google Chrome ブラウザ
を使って e-Taxを使う際に、
事前に、環境チェックがあります。
その環境チェック結果画面で、
「Chrome拡張機能」の欄が、
「×」になっていたら、
使えません。
既にChrome 拡張機能で
「e-Tax AP」をインストール
している方でも、
バージョンが古いとダメ、
e-Tax を利用できない
ということになります。
「e-Tax AP」バージョン 3.0.0.0 へ更新する(Chromeブラウザ)
今回の問題の解決策としては、
「e-Tax AP」の更新、
バージョンアップ。
公式での解説は、
「e-Tax AP」を
一旦削除してから、
もう一度、
インストールする
ということで
案内されていますので、
それでよいでしょう。
しかしChromeを
起動したときに右上に出る
「e-Tax AP が無効になりました」
のポップアップにある
「権限を許可」ボタンを
クリックすると
警告表示とエラー表示が消えました。
再度有効にするには次の新しい権限を許可してください。
[権限を許可] [削除]
確認してみますと、
拡張機能「e-Tax AP」
バージョン
3.0.0.0
になっていましたので、
権限を許可したことで
自動更新された
のだと考えられます。
「e-Tax AP」バージョン確認方法(Chromeブラウザ)
パソコンの
Google Chrome ブラウザで
「e-Tax AP」の
バージョンを確認する方法
は以下の通り。
右上の設定ボタン(縦●3つ)をクリック
(ポップアップが開く)
[設定]をクリック
(「設定」画面になる)
左メニューにある
[拡張機能]をクリック
(「拡張機能」画面になる)
「e-Tax AP」の
[詳細]ボタンをクリック
(「e-Tax AP」画面が開く)
[バージョン]
3.0.0.0
e-Tax APがオフになっています(「Microsoft Edge」の場合)
お使いのブラウザが
Microsoft Edge の場合は、
右上にある警告マークをクリックすると、
「e-Tax APがオフになっています。」
という案内が表示されます。
この「e-Tax APがオフになっています。」
をクリックして、
表示されるポップアップにて
「アクセス許可の承認」を
クリックしてください。
バージョン3.0.0.0以上に
なっていれば更新完了です。
バージョン3.0.1.0(2023年1月25日)※後日追記
この記事では
「e-Tax AP」
バージョン 3.0.0.0
への更新を解説しましたが、
この後、2023年1月25日に
バージョン 3.0.1.0
へ更新があったとのこと。
「 お知らせ
掲載日:令和5年1月25日
「Chrome 拡張機能の「e-Tax AP」のバージョン更新について」
(【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)公式)
」Chrome 拡張機能の「e-Tax AP」のバージョン更新について| 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)国税電子申告・納税システム(e-Tax)の概要や手続の流れ、法令等に規定する事項など、e-Taxを利用して申告、納税及び申請・届出等を行うために必要な情報やe-Taxについてのお知らせを掲載しています。「e-Tax AP」については、令和5年1月4日(水)にバージョンを3.0.0.0に更新しておりますが、機能改善のため1月25日(水)にバージョン3.0.1.0に更新しましたので、既に「e-Tax AP」をダウンロード済みの場合も、最新版へ更新をお願いします。
なお、管理人の環境では、
特に何もせず、
3.0.0.0→3.0.1.0
となっていました。
への更新時に、
権限を許可したので
自動更新された
のだと考えられます。
koubai-e-nyusatsu.nta.go.jp の許可(2023年3月18日の警告)※後日追記
2023年3月18日に、再び、
警告ポップアップが表示されました。
この記事を書いたとき以来、二回目。
既に確定申告の締め切りも過ぎたこの時期に、
何なのでしょうか。
今回、許可するURLが、
「www.koubai-e-nyusatsu.nta.go.jp」
となっています。
これはe-taxのサイトではないのかな?
と少し不審に思い、調べてみました。
警告表示がある状態で、
現状の拡張機能「e-tax」は、
バージョン3.0.2.0 となっている。
「以下のサイトで自動的にアクセスを許可する」
とは、以下URLでした。
https: //clientweb.e-tax.nta.hq.admix.go.jp/*
https: //cps.e-tax.nta.go.jp/*
https: //kaishi.e-tax.nta.go.jp/*
https: //kaishi.e-tax.nta.hq.admix.go.jp/*
https: //uketsuke.e-tax.nta.go.jp/*
https: //uketsuke.e-tax.nta.hq.admix.go.jp/*
https: //www.keisan.nta.go.jp/*
ドメインで判断しますと、
「e-tax.nta.go.jp」は、
「e-Tax公式」ですので、
全く問題ないと考えます。
そもそもe-taxを含む
「nta.go.jp」は、
「国税庁」公式。
それ以外に許可しているのが、
「hq.admix.go.jp」ですが、
どうやらこれは、
行政ネットワークや
地方公共団体に関係する
ドメインのようです。
そして、これら全て
「.go.jp」というドメインは、
政府機関が保有するサイト。
今回許可を求められているURLも、
政府機関サイトのページであり、
国税庁サイト関連とわかりますので、
まず問題ないであろうという
判定に至りました。
URLを額面通り受け取れば、
「購買/e/入札/国税庁」
ということになりますので、
そこまで怪しくないのかなと。
ちなみに
「www.koubai.nta.go.jp」が
「公売情報」のサイトでした。
「購買」ではなく
「公売」のほうなのかと。
税金の滞納に関して
財産を差し押さえて
売却するわけですから、
国税庁の関係で納得です。
よって、
「https://www.koubai-e-nyusatsu.nta.go.jp」
とは、「公売の電子入札」ということだと
推測されます。
ただ、ページはアクセスできませんし、
情報が見つかりませんので、
真実は不明。
そして個人的にも公売には
全く関係がありません。
しかし総合的に考えまして、
今回の拡張機能の許可は、
するという判断に至りました。
「権限を許可」ボタンを
クリックしたところ、
前回同様、警告は消えました。
e-Tax 公式のアナウンスが見つかりませんので、自己判断しています。
情報が入りましたら追記したいと思います。
(※続報あり、以下に追記しました。)
バージョンについては、「3.0.2.0」のまま、許可する前と同じ。
マイナポータルでも「koubai-e-nyusatsu.nta.go.jp」を追加(※後日追記)
マイナポータルのアプリに
更新があり、
利用できるサービスの追加として
「koubai-e-nyusatsu.nta.go.jp」が
入ることになったという。
Androidスマホ(Google Play)
で確認した内容です。
リリースノートVer48(2023/03/23)によれば、
「QRコードを利用したPC等連携機能を利用できる行政サービスの追加」
が今回の更新内容とのこと。
その追加するURLが
「https://www.koubai-e-nyusatsu.nta.go.jp」です。
マイナポータルアプリは、
e-Taxで確定申告をするときなどに、
パソコンとスマホで連携して使います。
このアプリでe-Taxと同じURLを追加する
ということは、
このURLが信頼できる、
問題ないと言い切れるでしょう。
すなわち国税庁とデジタル庁です。
デジタル庁は日本の行政機関のひとつ。
バージョン3.0.2.0(2023年3月20日)※後日追記
情報がやや前後しますが、
2023年3月20日に
「e-Tax AP」
バージョン 3.0.2.0
へ更新があったという。
「 お知らせ
掲載日:令和5年3月20日
「e-Tax AP」の更新について(バージョン3.0.2.0)
(【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)公式)
」「e-Tax AP」の更新について(バージョン3.0.2.0)| 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)国税電子申告・納税システム(e-Tax)の概要や手続の流れ、法令等に規定する事項など、e-Taxを利用して申告、納税及び申請・届出等を行うために必要な情報やe-Taxについてのお知らせを掲載しています。
なお、管理人の環境では、
特に何もせず、
3.0.1.0→3.0.2.0
となっていました。
このことに気付いたのは、
「koubai-e-nyusatsu.nta.go.jp
権限の許可」の警告が表示された時点
(2023年3月18日)でした。
警告表示が出ている状態、すなわち、
まだ許可する前にバージョンアップ済。
すなわち知らずに自動更新されていた
ことになります。
「e-Tax AP」とは?
Google Chrome などの
ブラウザを使って、
「e-Tax
(国税電子申告・納税システム)」
を利用する際に、
必要な機能を提供する
拡張機能が「e-Tax AP」です。
よって「e-Tax AP」が無いと、
パソコンから
インターネット経由での
確定申告の
手続きができません。
具体的には、
マイナンバーカードでの
e-Taxへのログイン、
電子証明書の発行機関が
提供するICカードを利用した
申告・申請等データへの署名、
作成したCSVファイル等を
読込む機能などの処理ができる。
もちろんバージョンアップ
があった場合には、
更新しなければ
対応できなくなります。
「e-Tax」がわかる・確定申告の教科書・0からわかる!e-Taxのはじめ方
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