Keepaの危険性について共有します。
Amazonで割引率だけ見て
80%OFFだと喜んではいけません。
その怪しいからくりは
どこにあるのでしょうか。
目次
情報ソース
(Yahoo!ニュース 7/13(水) 10:42)
Keepaとは?
Keepaとは、Chrome拡張機能で、
Amazonの販売価格の推移がわかる機能。
Amazonでの現在の
その商品の販売価格は、
表示されているのですから、
見れば誰でもわかる。
Keepaでは、グラフ化されて
過去の販売価格まで
遡って知ることができます。
Keepaの危険性
Keepaが便利な拡張機能だと
喜んでいる場合ではありません。
そこには落とし穴、危険性があるという。
それはなぜか。
Amazonの利用者の多くが
Keepaを使うようになったせいか、
販売者のほうで
既に対策が取られている
というのです。
Amazonで80%OFF激安なぜ?
Amazonタイムセールや
プライムデーで、
80%OFFもの激安になっている
商品もあります。
90%OFFの商品もある。
なぜこんなに安いのか
むしろ疑問。
そもそもなぜ、
販売する側が
これだけ安くできるのか、
からくりが気になる。
80%OFFといえば、
1万円の商品が、
2,000円で売られている
ということ。
安さも凄いと思うでしょうが、
その割引率にすごいインパクト
がある。
Amazonタイムセール元の値段はいくら?
Amazonタイムセール時の
値段ではなく、
元の値段はいくらなのでしょう。
Chrome拡張機能
Keepaを使えば、
過去の販売価格がわかります。
過去3か月、1年、全期間など。
先の商品例で言えば、
Keepaで過去に1万円で
販売され続けていたことが
グラフでもわかる。
しかし、
これで安心してはいけない
ということが
わかってきています。
Amazonでセール前に値上げする理由
Amazonでセール前に
値上げする理由は、
Keepa対策や、
割引率対策のひとつ
だと言えるかもしれません。
通常、2000円で
販売している商品を、
タイムセールや
プライムデーの前だけ
1万円にして、
セール中2,000円に戻せば、
80%OFFの表示が出る
という仕掛け。
すなわち大きな割引率を
表示させるために、
わざとセール前に5倍くらい
値上げしたというわけ。
値上げすれば売れませんが、
セール期間中に大量に売れれば、
より儲かるから問題ないのかもしれません。
Amazonで割引率が怪しい
Amazonで商品の説明と、
価格が表示されているページにある
割引率は、
あくまでも過去の販売価格や
参考価格、定価、希望小売価格
などから計算されたもの。
意図的に販売価格を
異常に高くしておいて、
販売価格を安くすれば、
割引率が80%OFFとか
90%OFFなどと表示されます。
ですから、
割引率だけにつられて
買うのはよくないのです。
Amazonの参考価格がおかしい
アマゾンジャパンは、
実態の伴わない参考価格を表示して、
割引率を吊り上げていると、
消費者庁から措置命令を受けた
過去があります。
例えば、一般的に
2,500円前後で流通している
2,500円の商品を、
参考価格5,000円とすれば、
割引率は50%になる。
これは割引しているとは
言えません。
ましてや50%の割引は大嘘。
他の店舗では、
2,500円前後で買える商品ですから。
業者がクーポンでKeepa対策か
Keepaで過去の価格より
安くなっていても、
実は販売価格は同じだった
というパターンがあるそうです。
このからくりは、
クーポンだという。
例えばセール期間中に、
24,000円で販売されている商品。
割引率20%で6,000円OFF。
Keepaで見てみると、
過去の価格が30,000円で
この割引率は間違いないと
判断できる。
実際、セールではないとき
販売価格は30,000円なのですが、
クーポンが6,000円発行されており、
それを適用すれば
平常時でも24,000円で買えた。
つまりセールのときの
販売価格は安売りが割引とは
限らない。
すなわち、
Keepaで過去の価格を確認しても、
実際の販売価格、すなわち
実売価格まではわからない
という罠。
過去の価格が30,000円
だったとしても、
30,000円で売られていた
とは限らない。
なぜならクーポンがあった
かもしれないから。
クーポン適用後の価格も
わからない。
販売者たちが
クーポンの仕組みを流用して、
商品の実売価格を知られないよう、
Keepa対策をしている可能性が
指摘されています。
Keepa危険性の体験談
今回、管理人は、
Amazonプライムデーの期間中に
割引率20%OFF表示の、とある商品を
15,040円で注文し購入しました。
もちろんこれは、
注文する直前までにKeepaを見て、
過去の価格よりも3,760円安く、
20%OFFでお得だと確認済。
プライムデーが終了した後で
再確認してみると価格は18,800円に
戻っている。
やっぱり安く買えたんだな、
と20%OFFのお得感を感じたのも束の間。
画面をよく見ると、
クーポン3,500円がでてますので、
このクーポンを適用すれば、
平常時でも15,300円で買えるというわけ。
実際はプライムデーのほうが
さらに260円安いとか、
ポイントが倍増して多くつくので、
損はしていません。
そしてそもそも買う予定の
商品でしたので、後悔もありません。
しかし、真実を知ると
妙な気持ちにはなります。
ちなみに、
プライムデーの最終日の頃には、
この15,040円の割引価格の状態で、
さらに1000円OFFクーポンが発行されて
いたと記憶しています。
これこそ本当の割引、
このクーポンは使いたかった。
そのことより、
14,000円でも販売できるということは、
の業者はこの商品を
15,000円前後で売って利益がでる
のだろうということが推測できます。
よって、セール中に、
20%OFFの表示を見ると
それだけで買いたくなる衝動にかられる
人もいるかもしれませんが、
実はそこまですごい割引でもなかったり
するのです。
Amazonで割引率だけに騙されないように
今回の例はまだよいほうです。
Amazonでは、
もっと悪意のある価格変更で
仕組んでいる販売業者もいますので、
ご注意ください。
セール中に売れればよいと、
普段は売れるはずもない
10倍くらい高い価格設定に
している業者。
もちろんセール中には、
価格を下げて90%OFF表示にする。
もうひとつは、
普段の販売価格は高く
しておいて、
クーポンで実売価格を
下げている業者。
セール中は、クーポンをなくし
適正価格に下げ、
20%OFFなどと
割引率で安さをアピールして売る。
Keepaで過去の表示価格は
把握できても、
クーポンを適用した後の
実売価格まではわからない。
これがトリック。
以前から買う予定だった商品
であれば、よいでしょう。
既に他の商品と比較したり、
その商品のおおよその相場も
わかりますから。
しかし軽く閲覧していて、
割引率だけにつられて
Amazonで衝動買いするのは
よくないことがあるという事実を
知っておいたほうがよいでしょう。
タイムセールをはじめ、
プライムデーや
ブラックフライデー、
サイバーマンデー
では特に注意が必要です。
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