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Kindle Paperwhite 防水機能あるが水没させないほうがよい3つの理由

Kindle Paperwhiteの2018年発売モデル、第10世代には、
防水機能があります。

しかし水没させないほうがよい、故意に水没させてはいけません。
その3つの理由を解説いたします。(動画あり)

Kindle Paperwhite初の防水機能搭載(2018・第10世代)

Kindle Paperwhiteはこれまで防水ではありませんでした。

2018年11月発売のKindle Paperwhite(第10世代)で、
このモデルでは初めて防水性能を装備しました。

Kindle Paperwhite、電子書籍リーダー、防水機能搭載、Wi-Fi 、8GB、広告つき(Newモデル)

IPX8等級の防水機能を搭載。
IPXとは防水性能のことで、8等級というのは、
高い防水性能であり、水をかけたり濡れるだけでなく、
水没、水中でも端末が防水できるレベル。

このKindle Paperwhite(2018)は、
「ビーチでも、プールでも、お風呂でも快適に読める。」
と宣伝されており、Amazonによれば、
深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響がないことが確認されている
という。

以前の記事)

水没させないほうがよい3つの理由

Kindle Paperwhiteが防水機能を搭載したことで、
水中でも本が読めると勘違いしてしまった人が
少なからずいらっしゃるかもしれません。
しかしそれは間違い。

水没させないほうがよい3つの理由があります。

1)水中で使うことが想定されていない
2)故障の原因になる
3)正常な操作ができない可能性

Kindle Paperwhite(2018)なら水に濡れても大丈夫
ということに間違いはありませんが、
使用上の注意として次のように明記されています。

水中での使用を目的として設計されていないため、
水濡れによって動作に一時的な不具合が生じる可能性があります。

Amazonが言うところの、
「ビーチでも、プールでも、お風呂でも快適に読める」
という言葉は、確かに水気をイメージさせますが、
水中でも読めるとかどんどん水で濡らそうとは言っていません。

実際に管理人がシャワーをかけてみた水没実験でも、
水がかかって画面が切り替わっていました。
指先のタッチでなく、水にも画面が反応する模様。

このことから水中では正常な操作ができない可能性があります。

端末が故障しないとしても、うまく本が読み進められない
のであれば本が読めないですし読む意味がありません。

スキューバダイビングのように水の中に潜ったまま
本を読む人はいないと思いますが、
風呂の湯舟にKindle Paperwhiteを浮かべたり、やや沈めながら
読もうとする人は一定数いるかもしれません。

とにかくKindle Paperwhiteを水の中に沈めて使う
ことは止めましょう。

水気のある場所での使用、読書は想定されていますが、
水中での使用は想定されていない、あるいは
故障の原因にもなりうることを知っておきましょう。

つまり、Kindle Paperwhite(2018)には
防水機能があるが故意に意図的に水没させないほうがよい
というのが結論です。

水没させてしまったときの対処法

水没させてしまったときはどうすればよいのか。
その対処法を解説いたします。

まず、すぐに水中から拾い上げる。

そして、ケーブルやカバーなどを全てはずす

microUSBポートを下に向けて垂直に立てかけ水気を切ります。

水の中にKindle Paperwhiteが浸かってしまったら、
とにかくすぐに水から取り上げてください。
PX8等級の防水機能なので故障する可能性はほぼない
にせよ、故障につながる可能性は否定できないのです。

海水など真水以外の水に落とした場合の対処法

海水など真水以外の水に落とした場合の対処法は、
少し違います。

まず、すぐに水中から拾い上げる。

そして、ケーブルやカバーなどを全てはずし、
USBポートを下に向けて垂直に立てかけ水気を切ります。

乾いた後で本体とUSBポートに水道水(真水)をかけて、
海水などを洗い流す。

再びUSBポートを下に向けて垂直に立てかけ水気を切ります。

真水以外に水没させた場合も、
水から引き上げて乾かすところまでは同じ。

どう違うのかと言いますと、一旦乾かしたその後、
改めて水道水で端末とUSBポートを洗い流し、
再び乾かすという点。

川やプールで水没した場合も上記のように乾いた後の
水道水での洗い流しをしたほうがよいと言えます。
石鹸水、塩素消毒された水なども同様です。

乾かすときの注意点

Kindle Paperwhiteが水に濡れた場合は、
乾いたやわらかい布で端末を拭きます。

たいして濡れていなければ、
水滴を軽く振り落とす程度でもよいでしょう。

それから風通しのよい場所で、
端末のUSBポートを下に向けて立て掛け、
そのまま放置して自然に乾かす。

端末が完全に乾くまでそのままにしておく。

完全に乾くまでUSBポート、USBケーブル使用禁止。

ドライアーや電子レンジなど電熱器具で乾かすことは禁止。

USBポートに綿棒やペーパータオルなど異物の挿入は禁止。

乾かすときの注意点としては、自然乾燥が基本である。
拭くとしてもざっとタオルやティッシュでぬぐう程度。

特にUSBポート端子口の穴は自然乾燥が絶対条件のようですので、
無理に水分と取ろうとしないようにご注意ください。

なお、水に濡れた後で、
画面に青色の色むらが見られる場合があるという。
しかしこれは1~4日ほどで消えるので故障ではないとのこと。
少し様子を見ましょう。

濡れるような液体トラブルの注意点

AmazonはKindle Paperwhiteを真水に60分沈めても
有害な影響はなかった、といっていますが、
この説明において、真水というのがポイント。

真水とは基本的に水道水のこと。
例えば海であれば、塩分があり不純物も混じっていることでしょう。
これらは端末の故障につながる要素を秘めています。

海水、塩水、塩素水、飲み物など真水以外の液体で濡らさないこと。

【注意】真水以外の液体で濡らさない
×海水
×塩水
×塩素水(プール)
×石鹸水
×飲み物など

そして、食べ物、油、オイル、ローションなど、
ざらついた物質を画面にこぼさないこと。

Kindle Paperwhiteは、E Inkスクリーンといって、
本物のインクを並べ替えて表示を作り出しています。
ザラついた物質の影響で表示がおかしくなる可能性がある。
USBポートも危険にさらされる。

【注意】ざらついた物質を画面にこぼさない
×食べ物
×油
×オイル
×ローションなど

あとは、防水で水が大丈夫だからと言っても、
高圧の水をかける、高温の熱いお湯をかけることは禁止。

【注意】高圧や高温は避ける
×高圧の水流
×高温の水(熱いお湯)
動画

「水没実験【防水】Kindle Paperwhite(2018・第10世代)防水性能の解説レビュー(IPX8等級)」

以前のKindle Paperwhiteを水没させると故障する

言うまでもありませんが、
以前のモデル、第10世代より旧型のKindle Paperwhiteは
防水性能をもちませんので、
水に濡らしたり水没させると故障します。

特にひとつ前の旧型Kindle Paperwhite (第7世代)は、
2015年に発売されましたが、2018年冬の時点でも
新型と併売されていたようですのでご注意ください。

目安としては、2018年11月7日より前に
Kindle Paperwhiteを入手した方はまず防水ではありません。

それから手で持つ端のベゼル部と画面に段差があるのは、
防水ではありません。
Kindle Paperwhite(2018・第10世代)からデザインが
フラットディスプレイに変わったからです。
2019年前半頃まではこの見分け方で問題ないはずです。

もうひとつ加えるなら、これまで記憶容量の
内部ストレージが4GBでした、これらは防水なし。
この2018・第10世代から8GBか32GBに増量されています。
端末の操作で使用可能領域をご確認ください。

Kindle Paperwhite マンガモデルも水没はダメ

Kindle Paperwhiteには、 マンガモデルという
モデルもありましたが、
2018・第10世代から32GBが加わったことにより
ラインアップからは廃止の方向。

このマンガモデルは旧型の派生型であり、当然、防水ではない。
水に濡らしたり水没させないでください。

Kindle Oasisも防水機能あり(最上位モデル)

Amazonの電子書籍リーダー端末は2019年初頭の時点で
三端末のラインナップ。
その最上位にあるのがKindle Oasis。

Kindle Oasis、電子書籍リーダー、防水機能搭載、Wi-Fi、8GB、広告つき

Kindle Oasis(2017・第9世代)がAmazonの電子書籍リーダーで
初めて防水仕様となった端末。

防水仕様としてはKindle Paperwhite(2018)と同じ、
IPX8等級。

ですから、水没や水濡れに関しての扱い方も、
Kindle Paperwhite(2018)と同じ。
液体に注意し、水がついたら本記事にある方法を参考にして
乾かしてください。

以前の記事)
Kindle Oasis 2017年新型を発売。防水の電子書籍専用端末

但し初代である第8世代2016年モデルKindle Oasisは
防水ではありませんので、ご注意ください。

見分けるコツとしては、
Kindle Oasis初代2016は6インチ画面、
2017年防水モデルは7インチ画面で大きい。

この防水Kindle Oasis(2017・第9世代)だけが
白黒画面のAmazon電子書籍リーダー(電子書籍専用端末)
全ての端末の中で唯一、7インチサイズとなっています。
それ以外の端末は、あらゆる旧型モデルを含めても6インチだけ
(※2018年末時点)ですから比較して区別しやすいはず。

Kindleは防水機能なし(最下位・低価格モデル)

Kindle電子書籍リーダーは「Kindle」という名称の端末。
スペック最下位の低価格版、入門モデル。

Kindle、電子書籍リーダー、Wi-Fi、4GB、ブラック、広告つき

このKindleには防水機能なし。
水に濡らしたり水没させないでください。

Kindle Voyage(販売終了)は防水ではない

既に販売終了となっていますが、
以前のモデルKindle Voyageをお使いの方もいらっしゃるでしょう。

Kindle Voyageに防水性能があると思いがちですが、
防水ではありませんでした。
水に濡らしたり水没させないでください。

※今回の記事の端末はこちら
Kindle Paperwhite、電子書籍リーダー、防水機能搭載、Wi-Fi 、8GB、広告つき(Newモデル)

記憶容量32GBタイプはこちら。
大量のコミックも保存可能、コミック好きなら

Kindle Paperwhite、電子書籍リーダー、防水機能搭載、Wi-Fi 、32GB、広告つき(Newモデル)

4G通信タイプはこちら。
WiFiでもWiFiが無くても本がダウンロードできる

Kindle Paperwhite、電子書籍リーダー、防水機能搭載、Wi-Fi + 4G、32GB(Newモデル)


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