新型 iPhone SE をAppleが2020年4月15日に発表しました。
2020年4月24日発売予定となっています。
目次
情報ソース
「新しい「iPhone SE」、旧モデルのユーザーは買い替えをどうすべき？」
（2020年4月16日 ケータイ Watch）
「iPhone SE「中身だけ最新」に見るアップルの戦略とキャリアの苦悩」
（2020.4.18 週刊ダイヤモンド）
「新「iPhone SE」、ドコモなど3社 27日発売」
（2020/4/16 日本経済新聞）
「新「iPhone SE」は何が変わった？ 旧SEやiPhone 8とスペックを比較する」
（2020年4月16日 ITmedia）
「新「iPhone SE」は歴代最安 旧SEやiPhone 8との違いは？ 比較まとめ」
（2020年4月16日 ITmedia）
新型 iPhone SE（第二世代）
iPhone SE は以前にも存在しており、
2016年3月に発売され、2018年9月販売終了。
既に過去のモデルとなっていたものが復活。
SEとは「Special Edition」の頭文字だそうで、
数多くあるiPhoneシリーズの中で
端末サイズが小さいこと、
価格が安い低価格モデルであることが
特徴になっている。
2016年の旧型を第一世代として、今回の端末は、
新型 iPhone SE（第二世代）、iPhone SE 2、
あるいはiPhone SE（2020）などと呼ばれるようです。
なお、2020年の第二世代でも、
AppleではiPhone SEと表記されています。
SIMフリー版の発売予定日2020年4月24日【iPhone SE 2】
新型 iPhone SE 2（SIMフリー版）の発売予定日は、
2020年4月24日となっており、
ネットストアのアップルストア（apple.com）で
オンライン販売されます。
日本でも購入可能。
なお、実店舗のアップルストアは、
新型コロナウィルスの影響を受けて閉鎖されており、
公式サイトでも営業時間の案内が閉店中という表記。
お近くのApple Storeは、追ってお知らせするまで休業いたします。
というメッセージもあり、
オンラインで入手するしかありません。
携帯キャリアからも販売され、
ドコモ、au、ソフトバンクの三社から、
2020年4月27日が発売予定日となっています。
SIMフリーモデル販売開始から三日遅れる。
後日追記）
携帯キャリア版 iPhone SE 2 の
発売日が5月11日（月）に延期となりました。
NTTドコモ、au KDDI、ソフトバンク、
の三社全て。
総務省からの新型コロナウイルス対策要請を
受けて決定した模様。この理由であれば、
さらなる販売延期もありえます。
予約受付は予定通り4月20日から開始。
ソフトバンク版「新型 iPhone SE（第二世代）」の詳細はこちら
ソフトバンク版「新型 iPhone SE（第二世代）」【公式】
スペック（新型 iPhone SE（第二世代））
新型 iPhone SE（2020）
容量64GB・128GB・256GB
幅：67.3 mm
高さ：138.4 mm
厚さ：7.3 mm
重量：148 gRetina HDディスプレイ
IPSテクノロジー搭載4.7インチ（対角）ワイドスクリーンLCD Multi‑Touchディスプレイ
1,334 x 750ピクセル解像度、326ppi
1,400:1コントラスト比（標準）
True Toneディスプレイ
広色域ディスプレイ（P3）
触覚タッチ
最大輝度625ニト（標準）
耐指紋性撥油コーティング
拡大表示
簡易アクセスA13 Bionicチップ
第3世代のNeural Engine防沫性能、耐水性能、防塵性能
IEC規格60529にもとづくIP67等級
（最大水深1メートルで最大30分間）12MP広角カメラ
ƒ/1.8絞り値
最大5倍のデジタルズーム
進化したボケ効果と深度コントロールが使える
ポートレートモード
6つのエフェクトを備えたポートレートライティング
（自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、
ステージ照明（モノ）、ハイキー照明（モノ））
光学式手ぶれ補正
6枚構成のレンズ
LED True Toneフラッシュとスローシンクロ
パノラマ（最大63MP）
サファイアクリスタル製レンズカバー
Focus Pixelsを使ったオートフォーカス
写真とLive Photosの広色域キャプチャ
次世代のスマートHDR（写真）
高度な赤目修正
自動手ぶれ補正
バーストモード
写真へのジオタグ添付
画像撮影フォーマット：HEIF、JPEG4Kビデオ撮影（24fps、30fpsまたは60fps）
1080p HDビデオ撮影（30fpsまたは60fps）
720p HDビデオ撮影（30fps）
ビデオの拡張ダイナミックレンジ（最大30fps）
ビデオの光学式手ぶれ補正
最大3倍のデジタルズーム
LED True Toneフラッシュ
QuickTakeビデオ
1080pスローモーションビデオ（120fpsまたは240fps）に対応
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ
映画レベルのビデオ手ぶれ補正（4K、1080p、720p）
連続オートフォーカスビデオ
4Kビデオの撮影中に8MPの静止画を撮影
再生ズーム
ビデオ撮影フォーマット：HEVC、H.264
ステレオ録音フロントカメラ
7MPカメラ
ƒ/2.2絞り値
進化したボケ効果と深度コントロールが使える
ポートレートモード
6つのエフェクトを備えたポートレートライティング
（自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、
ステージ照明（モノ）、ハイキー照明（モノ））
1080p HDビデオ撮影（30fps）
Retina Flash
QuickTakeビデオ
写真とLive Photosの広色域キャプチャ
写真の自動HDR
自動手ぶれ補正
バーストモード
映画レベルのビデオ手ぶれ補正（1080pと720p）Touch ID
ホームボタンに内蔵された指紋認証センサーApple Pay
Touch IDを使った、店頭、アプリ内、ウェブ上でのiPhoneによる支払い
Mac上でのApple Payによる購入の完了通信事業者 ソフトバンク、au、docomo
モデルA2296
FDD‑LTE（バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66）
TD‑LTE（バンド34、38、39、40、41、42、46、48）
CDMA EV‑DO Rev. A（800、1,900MHz）
UMTS/HSPA+/DC‑HSDPA（850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz）
GSM/EDGE（850、900、1,800、1,900MHz）
全モデル
2×2 MIMOとLAA対応ギガビット級LTE4
2×2 MIMO対応802.11ax Wi‑Fi 6
Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー
リーダーモード対応NFC、FeliCa
予備電力機能付きエクスプレスカード位置情報
内蔵GPS/GNSS
デジタルコンパス
Wi-Fi
携帯電話通信
iBeaconマイクロロケーション
ビデオ通話5
Wi‑Fiまたは携帯電話ネットワーク経由でのFaceTimeビデオ通話
オーディオ通話5
FaceTimeオーディオ
Voice over LTE（VoLTE）4
オーディオ再生
対応するオーディオフォーマット：AAC‑LC、HE‑AAC、HE‑AAC v2、保護されたAAC、MP3、Linear PCM、Apple Lossless、FLAC、Dolby Digital（AC‑3）、Dolby Digital Plus（E‑AC‑3）、Audible（フォーマット2、3、4、Audible Enhanced Audio、AAX、AAX+）
ステレオ再生
ユーザーによる設定が可能な最大音量制限
ビデオ再生
対応するビデオフォーマット：HEVC、H.264、MPEG-4 Part 2、Motion JPEG
Dolby VisionとHDR10コンテンツに対応
Apple TV（第2世代以降）へのAirPlayミラーリング、写真、ビデオ出力6
対応するビデオミラーリングとビデオ出力：
Lightning – Digital AVアダプタおよびLightning – VGAアダプタ経由で最大1080p（アダプタは別売り）6
Siri
ホームボタン/
Touch IDセンサーiPhone 8とほぼ同じバッテリー駆動時間
ビデオ再生：
最大13時間
ビデオ再生（ストリーミング）：
最大8時間
オーディオ再生：
最大40時間
高速充電に対応：
30分で最大50%充電9（別売りの18W以上のアダプタを使用）
リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵
ワイヤレス充電（Qi充電器に対応10）
USB経由でコンピュータまたは電源アダプタを使って充電Touch ID指紋認証センサー
気圧計
3軸ジャイロ
加速度センサー
近接センサー
環境光センサー
オペレーティングシステム
iOS 13
iPhone 8 のサイズで最新 iPhone 11 の性能
今回のiPhone SE 2 ですが、
特徴を簡潔に言えば、
iPhone 8 のサイズで iPhone 11 の性能
だという。
外観やサイズ感は2017年9月発売の
旧型 iPhone 8とほぼ同じで、
性能面では、
昨年2019年10月に発売された
最新型 iPhone 11と同等スペックとなる。
但し、小型サイズが特徴の
iPhone SEとしては、
第一世代の4インチよりは大きく、
iPhone 8と同じ4.7インチ。
iPhoneで4インチと言えば
iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s まででした。
驚きなのは、
iPhone SEのもうひとつの特徴である
価格が安いという点に関して、
最新 iPhone 11と同等スペックとなる
CPUでApple A13チップを搭載している
にもかかわらず、はるかに低価格であること。
容量64GBで比較したとき、
iPhone 11￥74,800に対して、
iPhone SE 2 ￥44,800という安さ。
そして iPhone 8 と比較したとき、
搭載のApple A11 Bionic などから、
CPU1.4倍でGPU2倍高速だと評価されている。
すなわちスペックとしておよそ
2倍性能が上でありながら、
それでいて価格が40％以上値下がり
したことになる。
なおiPadはさらに高価ですが、
現状でフラッグシップモデルの
iPad Pro でさえ一世代前の
Apple A12ということからも、
いかに今回のiPhone SE（2020）が
コスパ最高の低価格モデルか
おわかりいただけるかと思います。
| iPhone SE 2 | iPod touch 7 | iPhone 11 | |
| 64GB | 44,800円 | 21,800円
（32GB） |
74,800円 |
| 128GB | 49,800円 | 32,800円 | 79,800円 |
| 256GB | 60,800円 | 43,800円 | 90,800円 |
iPhone SE 2 と iPod touch（第七世代）を比較
iPhone SE 2とiPod touchの違いは何でしょうか。
管理人も愛用している
最新 iPod touch 7（2019）
と比較して考えてみたいと思います。
※レビュー記事はこちら
iPod touch【購入】第7世代・2019年モデル新型
※スペックや特徴を解説した記事はこちら
新型 iPod touch（第7世代）発売 2019年5月。iPad miniとどちらを買えばよいの？【比較】
この考えに至ったのは、
iPhone SE 2 が小型端末だからですね。
iPod touch 7 は4インチ画面
123.4×58.6×6.1mm、重さ 88g
対して、
iPhone SE 2は4.7インチ画面、
138.4 x 67.3 x 7.3 mm、重さ 148 g
です。
重量で圧倒的にiPod touch 7が軽い、
60g差ながら1.7倍くらいになる。
しかし画面が大きい分だけ
見やすいというメリットは見逃せません。
そして最大の違いは、
iPhone SEが電話であること。
SIMカードが使える。
今回eSIMにも対応しているという。
GPSももちろんある。
対してiPod touch 7は、
上記の機能はなくWiFiでしか通信できません。
但し、iPhone SE 2では、
5G通信には未対応で
4G LTEとWiFiで通信する。
そして価格の比較になります。
最新 iPod touch 7（2019）は、
32GB 21,800円
128GB 32,800円
256GB 43,800円
であり、個人的な話ですが、
管理人は128GBを購入しています。
それで先の通り、
64GBのiPhone SE 2 ￥44,800
となり、
128GBなら、￥49,800
でSIMフリー版が販売されます。
ここで確認すべきは、
iPod touch 7の性能で、
CPUは A10 Fusionチップ。
iPhone 8搭載のApple A11
よりもさらに一世代前のCPUなのです。
ちなみにA10 Fusionを搭載していたのは、
iPhone 7で、CPUだけでも
最大70%高速化したといいます。
これらを総合して判断しますと、
iPhone SE 2 は、
iPod touch 7の3倍～4倍を越える性能
があると推測できます。
| iPhone SE 2 | iPod touch 7 | iPhone 11 | iPhone 8 |
| 2020年 | 2019年 | 2019年 | 2017年 |
| Apple A13 | Apple A10 | Apple A13 | Apple A11 |
| 4.7インチ | 4インチ | 6.1インチ | 4.7インチ |
| 148g | 88g | 194g | 148g |
| SIMカード
+（eSIM） |
（WiFiのみ） | SIMカード
+（eSIM） |
SIMカード |
| 44,800円 | 21,800円 | 74,800円 |
– |
お値段と比較して考えてみてください。
iPod touch 7の256GBを購入された方なら、
ほぼ同じ価格になっているiPhone SE 2。
買いやすいというより買える価格帯。
同じ容量128GBで比較すれば、
価格は1.5倍ですが、
価格差は17000円。
これまでのiPhoneやiPadで考えますと、
信じられないほどで、普通に手が届きます。
安いという話で価格だけ比較しているなら、
どうしようもないですが、
性能が3倍～4倍以上も上になることや、
SIMカードが使えること、
昨年発売の最新型 iPhoneとほぼ同じ性能なら、
この価格の安さはとてつもないコスパだと
言えるのではないでしょうか。
iPod touch 7 を購入検討中の方は、
購入の候補に入れてみてはいかがでしょうか。
重さをデメリットとしなければ、
若干のサイズアップは画面の大きさで
トレードオフとしたい。
性能差とSIMカード利用で考えれば
補って余りあると言えるのではないでしょうか。
あるいは発売があるのか不明ですが、
次期後継機種となる iPod touch 8
を待っている方にもおすすめです。
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