Kindle電子書籍リーダーの新型、2019年モデルを
Amazonが2019年3月20日発表しました。
発売予定日は2019年4月10日。
日本でも販売されます。
目次
情報ソース
「Amazon.co.jp、フロントライトを初搭載した「新Kindle」を本日発売」(2019年3月20日 PC Watch)
「Amazon、8,980円の6型「新Kindle」。前面ライトで明るさ調整も」(2019年3月20日 AV Watch)
「8980円の広告付きモデルKindleはフロントライト搭載に」(2019年3月21日 TechCrunch Japan)
Kindle電子書籍リーダーとは?
Kindle電子書籍リーダーとは、Kindleという名称の電子書籍専用端末。
電子書籍サービス名のKindleと同じですが、こちらは端末名。
現状でAmazonでの電子書籍専用端末は、
Kindle・Kindle Paperwhite・Kindle Oasis
という三端末のラインナップとなっており、
このKindleはスペックとして最下位、低価格モデル、入門モデル。
初代 Kindle は2014年10月に発売され、
2代目は2016年7月発売。
今回の2019年モデル・第10世代が3代目のKindleということになります。
新型 Kindle電子書籍リーダー(第10世代・2019)
Kindle (第10世代) 、2019年発売の装備スペックは以下の通り。
ディスプレイ
6インチAmazonディスプレイ、解像度167ppi、フォント最適化技術、16階調グレースケールサイズ
160 mm x 113 mm x 8.7 mm重量
174 g、実際のサイズと重量は、仕様や製造過程によって多少異なる場合がありますシステム要件
ワイヤレス接続対応、コンテンツのダウンロード時にPC不要容量
4 GB、端末本体に数千冊保存可能 (一般的な書籍の場合)クラウド
Amazon のコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能バッテリー
1回の充電で数週間利用可能 (明るさ設定13、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合)、ワイヤレス接続の使用によって利用できる時間は異なります充電時間
約4時間 (5W USB充電アダプタ使用、またはPCからUSBケーブル経由で充電した場合)Wi-Fi 接続
802.11b、802.11g、または802.11n標準規格を使用した公共およびプライベートネットワークまたは無線LANスポット、パスワード認証によるWEP、WPAおよびWPA2セキュリティに対応対応ファイルフォーマット
Kindleフォーマット8(AZW3)、Kindle(AZW)、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRCに対応。HTML、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、BMPは変換して対応ユーザーヘルプ
スタートガイド(同梱、PDF)、Kindleユーザーズガイド(端末にプリインストール、PDF)。その他の情報はヘルプページで参照できます保証とサービス
1年間限定保証付き。国内の場合、オプションで別売の延長保証をご利用いただけます。Kindle の使用時は利用規約が適用されます同梱内容
Kindle、USB 2.0充電ケーブル、スタートガイド(PDF)世代
Kindle (第10世代) – 2019年発売
Kindle 電子書籍リーダー Wi-Fi 4GB ブラック 広告つき (Newモデル)
Kindle 電子書籍リーダー Wi-Fi 4GB ホワイト 広告つき (Newモデル)
なんとフロントライトが搭載された
新型 Kindle電子書籍リーダー、2019年モデルの最大の特徴は、
フロントライトが装備されたこと。
これまではKindle Paperwhite以上の上位機種のみにあり、
最下位のKindleだけにはありませんでした。
電子書籍専用リーダー端末はインクで描画されるE-Ink ディスプレイ
なので、スマホやタブレット端末のようにバックライトがなく、
光を発していない。
よって暗い場所では何も見えない、真っ暗で読めないのです。
フロントライトとは、画面を照らすLEDライトのことで、
このライトによって暗い場所でも読むことができる。
しかも手前から画面に向かって照らしているので、
スマホやタブレット端末のように目が疲れにくい。
関連動画
「 Kindleフロントライトなし、暗いところでは?」
※2014年モデル旧型Kindle
「フロントライト Kindle Voyage【使い方】特徴」
※Kindle Voyageは販売終了
6インチ画面・低解像度 167ppi
Amazonの電子書籍専用端末は基本6インチ。
上位機種は300ppiでよりくっきりした描画が可能ですが、
この新型Kindleは以前からの低画質・低解像度 167ppiのまま。
スマホなどの高解像度に目が慣れていますと、
文字かすれたり、絵がザラついたように見えることが
あるかもしれません。
カラー2色(ブラック・ホワイト)
ボディーカラーは2色でブラックとホワイト。
電子書籍専用端末ではカラーバリエーションがない
ことが多く、カラーがあるのはむしろ珍しい。
Kindleでは黒と白の2色展開、この特徴は残されました。
WiFiモデルのみ、4Gモデルなし
従来から Kindleには4G通信できるモデルは無く、
今回の2019年新型もWiFiモデルだけ。
記憶容量 4GB
記憶容量4GBモデルだけ。
上位機種の Kindle Paperwhite・Kindle Oasisでは、
8GBモデルまたは32GBモデルが用意されており、
選べます。
コミックや雑誌はそれなりに容量が必要になりますが、
活字本に関しては、そこまで容量を必要としませんので、
4GBでも端末本体に数千冊保存可能だとされています。
ちなみに電子書籍専用端末Kindleシリーズでは、
同じAmazonの端末 Fireタブレットと違って、
マイクロSDカードなど、外部ストレージは使えません。
価格
価格については、端末にAmazonのおすすめ等の
広告が表示されるタイプは、8980円(広告あり)、
広告なしは10980円。
広告 あり |
8,980円 |
広告 なし |
10,980円 |
なお、読書中に広告が表示されることはありませんので、
広告ありモデルを使っても読書の邪魔になることはありません。
ちなみに旧型Kindle(2016)も8980円でしたから、
お値段据え置きとなっています。
【新型】Kindle(2019)発売 まとめ
管理人はAmazonの電子書籍専用端末について、
Kindle Paperwhite(2018)と、
Kindle(2014)を所有しています。
※記事はこちら
Kindle(2014)購入
Kindle Paperwhite(2018)【購入】第10世代┃レビュー
個人的な感想としては、
この最下位 Kindleはフロントライトが無い、
というのがむしろ特徴だった気がするので、
ライトがついて少し残念な気もします・・。
フロントライトが無くても普通に本は読めますし。
それよりも入門機として、価格をさらにお安くする
ほうがよかったのでは?とも思ってしまいます。
近年、Kindle OasisとKindle Paperwhiteの差が
縮まって無くなってきていますが、
今回の新型で今度はKindle PaperwhiteとKindleの
差が縮まりました。
あまり差がなくなりますと、3端末に分けてるラインナップ
の意味がなくなるわけで、その辺り、
Amazonの戦略や狙いは、よくわかりません。
Fireタブレットなら、画面サイズが違うという
絶対的な差別化があるのですが。
それとも逆に近い将来に出るであろう
上位のKindle PaperwhiteやKindle Oasisでの新型に、
新たな機能やスペックアップがなされることから、
最下位Kindleも引き上げてきたということも考えられます。
あるいは、約半年前に発売された
新型 Kindle Paperwhite(2018)がよすぎて売れ過ぎて、
最下位 Kindleが売れなくなってしまったのかな?とか。
スペック関係に話を戻しますと、
現時点で Kindleが上位のKindle OasisとKindle Paperwhite
に対して不足しているのは、
解像度不足、防水性能といったこと。
しかし細かいところで、この新型 Kindle(2019)は、
デザインがフラットベゼルではないようです。
画面と手で握る端末端とに段差があるタイプのまま。
それからLEDの数が、4個、5個、12個といった
差をつけて、微妙に差別化しているのは何とも巧妙。
LEDが多いほど、より明るく、より均一に画面を照らせるという。
Kindle Oasis |
LED 12個 |
Kindle Paperwhite |
LED 5個 |
新型 Kindle(2019) |
LED 4個 |
個人的には現在発売中の
Kindle Paperwhite(2018)がおすすめですが、
少しでも安く電子書籍専用端末を買いたいという人にとって、
今回の新型 Kindle(2019)でフロントライトが装備されたことは、
うれしい進化、お得感が増したと言えるでしょう。
低価格Kindleの購入に迷っていた方にとっては、
お値段据え置きという点も含めて、
買うにはよいタイミングではないでしょうか。
Kindle 電子書籍リーダー Wi-Fi 4GB ブラック 広告つき (Newモデル)
※この記事の端末はこちら
Kindle 電子書籍リーダー Wi-Fi 4GB ホワイト 広告つき (Newモデル)
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