GanRiver SW328 スマートブレスレット ウェアラブルスマートウォッチ
を、2019年5月から半年以上使ってきましたので
改めてレビューとして感想を書きます。
(動画あり)
※2020年6月、使えなくなった件について追記しました。
※この記事の腕時計はこちら
GanRiver スマートブレスレット ウェアラブルスマートウォッチ 心拍計 歩数計 腕時計 多機能スポーツウォッチ スマートリストバンド IP67防水 着信電話通知 SMS通知 line通知 カロリー 目覚まし時計 長座注意 リモート音楽 携帯紛失防止 日本語説明書 iphone&Android対応
目次
スマートウォッチ GanRiver SW328 関連記事
購入したとき、前回のレビュー記事はこちら。
スマートウォッチ【購入】GanRiver SW328 スマートブレスレット ウェアラブルスマートウォッチ
それでは以下に、半年以上経過した時点での再レビューをいたします。
動画
「【再レビュー】スマートウォッチ GanRiver SW328 を半年使ってみた感想(スポーツウォッチ・腕時計)」
腕時計でありスポーツウォッチではある
腕時計として、スマートウォッチとして、
スポーツウォッチとして、多機能計測ウォッチとして、
基本的には普通に使えます。
しかしスマートウォッチとしては、
そして腕時計としても価格が安いせいか、
実際に使ってみると困ったことが多々ありました。
以下に重大な問題から記していきます。
時刻が狂う、突然に初期化となる致命的な欠陥
時刻は一度合わせれば、正確であり、
狂うことはありません。
普通に腕時計として使えます。
但し、突然に時刻が初期化されてしまう
ことがあります。
数分とかのズレではなく、
AM12:05とかになってしまうのです。
もはや事故のレベル。
これは腕時計としては致命的な欠陥
と言えるでしょう。
頻度としては、この半年間で
10回くらいだったでしょうか。
ちなみにこのスマートウォッチ本体で
時刻を設定、調整することはできません。
時刻の設定方法は、
スマホにアプリをインストールし、
アプリを起動する。
するとスマートウォッチとアプリが
Bluetooth接続され、
これで自動的に現在時刻に設定されます。
従ってアプリがインストールされた
スマホが手元に無い場合、
時間が全くわからなくなります。
この初期化的な動きに関しては、
既に記録された歩数などもリセットされ
0に戻ってしまいます。
ログが消えてる、アプリ転送がされない問題
スマートウォッチ本体のほうで、
本日や昨日の歩数が計測され
記録されているとしましょう。
これは腕時計本体で操作して表示すれば、
本日分だけなら確認できます、1307歩とか。
しかしこの状態で翌朝などに、
スマホのアプリとBluetooth接続しますと、
転送される場合とされない場合があります。
仮に30回転送した場合、
10~20回くらいは転送されます。
逆に10~20回くらい転送されない。
腕時計本体は一時的なメモリーであって、
アプリのほうで半永久的にログを残す仕組み。
それによって中長期的な運動量を把握できて、
棒グラフなどでも表示される。
このアプリ転送が極めて不安定なので、
中長期的な運動記録としては、
もはやあてにしていません。
後述したいと思いますが、
これならiOSのヘルスケアのアプリのほうが、
はるかに優秀です。
転送に少し時間がかかる
アプリへの転送の方法ですが、
スマホでアプリを起動しますと、
スマホのBluetoothをONにする要求が
アプリ画面に表示されます。
それに従い、スマホを操作。
少し待ちますと、
スマホとスマートウォッチが
Bluetooth接続され自動的に転送が開始。
なお、スマートウォッチ側に
BluetoothのON/OFF切り替えはありません。
スマホの隣、あるいはBluetoothが届く通信圏内に
置いておくだけ、何も操作しません。
進捗状況はスマホアプリのポップアップに
バーが表示され100%まで示してくれる
のでわかりやすい。
しかし通信開始までに数分待ち、
転送自体も1分未満のときもあれば、
5分くらいかかるときもあります。
もしかするとスマホBluetoothが常にONで、
アプリも常時起動させておくのが
正しい使い方なのかもしれません。
これだといちいち転送させる手間が省ける
わけです。
ただ、スマホのほうのバッテリー
を消費しているようなので、
毎回アプリを落として、
転送のときだけ起動させる使い方
にしています。
歩数計測はほぼ合ってるようだが曖昧
歩数計の計測結果、
歩数のカウントが正しいかは不明ですが、
ほぼ合ってるが、曖昧、
誤差が大きいと言えそうです。
あらかじめアプリのほうで、
歩幅を設定しておきました。
これはやるべき。
その関係もあるのかもしれませんが、
どうも微妙な結果になる。
管理人は歩数計、iPod touch7、
そしてこのスポーツウォッチ、
合わせて3つ歩数が計れるものを
持って移動していますが、
長く歩いた日ほど、
このスポーツウォッチが
最も少なく計測されている傾向があります。
歩数計とiPod touchのヘルスケアで
7300歩前後だとすると、
このスマートウォッチだけは
6200歩とかになっている。
もちろんこのスマートウォッチ
GanRiver SW328が最も正確に計測できている
可能性もありますが、
単体の歩数計とiPod touchヘルスケアの差は
あまりないことが多く、
このスマートウォッチGanRiver SW328だけ
大きく差がついて
極端に少ないので不正確な気がします。
心拍数も目安程度。誤作動に注意
心拍数も計測できています。
止まっているときより、
歩いているときが大きくなり、
走っているときはさらに大きくなる。
そして元の値に戻っていく。
きちんと変化しますので、
目安にはなります。
なぜ目安なのかと言いますと、
正確な数値がわからないので比較できないこと、
そもそも医療器具ではありませんので、
信頼性には欠けるからです。
それよりも注意すべきは誤作動のほうで、
稀に机の上に置いて放置状態で
何もしていないのに
心拍計のモードになって、
しかも計測状態になっていることがあります。
心拍計測中は、本体裏面が
緑色のランプで点滅するので
遠くからでもすぐわかります。
もちろん手動でOFFにする。
睡眠計は使えない
何度か寝るときに装着して寝てみましたが、
睡眠計は全く計測されませんでした。
転送してもアプリに何も反映されない。
そのこともありますが、
睡眠中に腕時計をしていると、
よく寝れない気がしますので
就寝中は装着していません。
誤作動に注意、特に長袖やジャケットの袖口
長袖の袖口が触れたことが原因で、
タップ操作になっていることがある。
つまり意図せず誤反応している。
ふと、画面に目をやると、
音楽再生操作の画面になっていたり、
心拍数の計測モードになっていたり。
特に長袖シャツよりも、上着の袖口で、
このケースが発生することが多かったですので、
ジャケットやスーツを着る方、
あるいはアウター必須の冬場などは要注意。
メニュー操作画面が一方通行で戻れない
メニュー操作としては、
タップして歩数計や自転車モードへの切り替え、
もしくは長押しで設定メニュー、
ということになっていますが、
とにかくメニューや切り替え画面へ
タップかロングタップの連続で
進んでいくことも煩わしいですし、
さらに間違ったら全て元に戻らなくてはなりません。
しかも戻るにも、いちいち先へ進めないと戻れない。
つまり一方通行なのです。
スマホやアプリ画面のように、
複数の選択ボタンから1タップで選んだり、
すぐホーム画面に戻ったり、ができないのです。
これは操作方法がわかっていても非常に面倒。
急いでいるときは特に困ります。
また、先のような誤作動に気づいて、
ホームへ戻すときも嫌になります。
タップの反応がいまいち
操作は画面下部の丸いソフトボタン
1つだけで全てを行う。
基本的には普通に操作可能。
しかし、このタップに対する反応が悪い
ことがある。長押しがきかないときもある。
指先が汚れたり、画面側が汚れていることも
関係するのでしょうが、やや気になるところ。
腕を振り上げ手首を動かしてONが反応悪い
腕を振り上げたり、手首を動かして、
画面が点灯ONになるのですが、
これの反応が悪い。
コツがあるので慣れればほぼ確実に
できるようになりますが、
それでも点灯しないことがある。
基本状態が消灯しているので、
各操作もそうですが、
現在時刻を見るには画面点灯させる必要がある。
つまり必要なとき
即座に画面が点灯できないと、
時刻が確認できないので困る。
但し、操作ボタンをタップすれば、
確実に画面点灯しますので、
腕時計としては面倒ではありますが、
ワンテンポ遅れたとしても時刻は確認できます。
自然光で反射すると見にくい
Amazonカスタマーレビューに、
自然光で反射していると画面が見にくい
という意見があったような気がします。
確かに太陽光の下ですと、
視認性が悪いかもしれません。
それ以外の室内照明や暗がりでは
きちんと見えます。
なお、画面の明るさや色合いを調整する
設定はありません。
充電バッテリー
充電は、リストバンドを本体中央部分から
抜いて、はずしてから、
本体中央部の先端をUSBへ接続して行います。
2時間充電して、4日間くらい使える
という仕様だったはず。
そこから逆算して30分充電で24時間使えると考え、
10分でも充電しておけば半日くらい
使えるという感覚で運用しています。
出かける前に10~15分充電して出発。
これでバッテリー不足になったことはありません。
電池の持ちはよいと言えるでしょう。
ただ、スマートウォッチ先端部分と、
USBの接触があまりよくありません。
角度によっては充電できていなかったりします。
充電中はディスプレイ全画面に電源アダプタ
のマークが表示されますので、それを目安に
調節してください。
まとめ スマートウォッチ GanRiver SW328レビュー
スマートウォッチ GanRiver SW328 は、
腕時計として、スポーツウォッチとして、
多機能計測ウォッチとして、
使えるけれど、
あくまで気休め程度の気持ちで使わないと、
不満でいっぱいになります。
つまり、運動記録や健康管理の器具として、
本格的に取り組んでいる人には向かない
スマートウォッチ。
アプリは、何度かバージョンアップされたようで、
UIのデザインなどは、きれいで見やすいのですが、
記録内容は、あまりあてにならないので、
使い込む気にはなれません。
転送は実行しているものの、ちょっと見て、
ただそれだけ。
データのログが転送されないことがあるのは、
アプリの問題より、スマートウォッチ本体のほうに
問題があるような気がします。
いろいろ問題はありますが、それは低価格
であることが原因かもしれません。
この安さですから文句は言えないでしょう。
3000円前後のトイウォッチ(おもちゃの腕時計)
だと思えば、それなりに楽しめて満足できるはず。
管理人は半年経過した今でも使っています。
実際は無くても困らないですし、
違うスマートウォッチに買い替えたい
気持ちもあるのですが、
いつの間にか習慣になってしまったような、
そのような感じで装着し続けています。
はっきり言いまして、iPod touch7にある
標準アプリの「ヘルスケア」のほうが
よっぽど優秀です。
持ち歩いているだけで、
毎日の歩数を記録してくれています。
わざわざ転送するような操作の必要もありません。
グラフも見やすい。
あとは好みの問題だと思いますが、
もっと高価なスマートウォッチを使えば、
アプリも含めて、
運動記録や健康管理の器具として
本当に使えるのかもしれません。
このスマートウォッチ GanRiver SW328は、
Amazonカスタマーレビューを見る限り、
人気商品になっているようですが、
真剣にお考えになっている方には
おすすめできません。
気軽になら、おすすめできます。
救いがあるとすれば、
スマホのアプリを常に起動させたまま、
Bluetoothも常にONにしておく。
これが正しい使い方なのかもしれません。
2020年6月追記)
完全に壊れました。
ある日、いつも通り机の上に置いてる
このスマートウォッチを
手に取った所、日時が完全に違う。
これまではスマホにBluetooth接続し、
アプリを起動すれば瞬時に
日時が正常になりましたが、
今回はできません。
2019年5月に購入して、ほぼ1年。
衝撃を与えたり、水没などはしていません。
つい先日までは普通に使えていました。
日時が違う、合わせられない、
ということで完全な故障として
この腕時計はもう使えません。
個体差があるのかもしれませんが、
製品寿命の目安のひとつにしてください。
GanRiver スマートブレスレット ウェアラブルスマートウォッチ 心拍計 歩数計 腕時計 多機能スポーツウォッチ スマートリストバンド IP67防水 着信電話通知 SMS通知 line通知 カロリー 目覚まし時計 長座注意 リモート音楽 携帯紛失防止 日本語説明書 iphone&Android対応
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関連動画 SW328
これまでに公開してきたGanRiver SW328の動画になります。
合わせてご視聴ください。
「【開封】スマートウォッチ GanRiver SW328スマートブレスレット ウェアラブルスマートウォッチ」
「【使い方】スマートウォッチ GanRiver SW328 アプリ連携【操作方法】」
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