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スプレッドシートで日付の入力と日付の関数

スプレッドシートで日付の入力と、
便利な日付の関数を解説します。
(動画解説あり)

スプレッドシートで日付の入力

スプレッドシートで日付の入力をする方法。

セルに月の数字を入力して、
次にスラッシュを入力、
最後に日にちの数字を入力すると、
自動的にその年の日付に変換されます。

「5」「/」「23」
と入力する。
「5/23」と表示され、
「2024年5月23日」
になっている。

カレンダーで日付を入力

入力した日付のセルをダブルクリックすると、
カレンダーが開き、
カレンダーをクリックして
日付を変更することができます。

カレンダーを表示する(「データの入力規則」)日付だけ入力する

はじめからセルで、
カレンダーを表示するように
設定する方法。

(範囲指定して)
メニューから
[データ]
[データの入力規則]
(右端に
「データの入力規則」が開く)
[ルールを追加]をクリック
条件を
[有効な日付]に変更して
[完了]をクリック

セルが空白であっても
ダブルクリックすると
カレンダーが開くようになります。

日付を入力するためのセルや、日付以外を入力してはいけないセルに有効です。

日付の表示を年/月/日に変える(「表示形式」)

「5/23」の日付表示を
「2024/05/23」に変更したい場合。

(範囲指定して)
メニューから
[表示形式]
[数字]
[日付]

「DATE」関数(日付)

関数で日付を入力する場合、
「=5/23」のようにはできません。

この場合、「5÷23=」の計算式になってしまいます。

関数で日付を入力する場合は、
「DATE」関数を使う。

「=DATE(2024,5,23)」
と入力することで、
「2024年5月23日」になります。

=DATE(年,月,日)

または、日付の部分を
ダブルクォーテーションで
囲むように入力する。

「=”5/23″」
「=”2024/05/23″」
西暦表示もダブルクォーテーションが無いと「2024÷5÷23=」の計算式になってしまいます。

「TODAY」関数(「本日」)

「TODAY」関数を使うと、
本日の日付が表示されます。

=TODAY()

また、この関数に
数字を足すと何日後、
数字を引くと何日前
を表示します。

「=TODAY()+1」
今日の1日後
「=TODAY()-7」
今日の7日前

「NOW」関数(「現在の日時」)

「NOW」関数を使うと、
今日の日付に合わせて、
現在の時刻も表示します。

=NOW()

「EDATE」関数(同じ日付の何か月後)

「EDATE」関数は、
同じ日付の何か月後を表示する。

同じ日付の1か月後、
同じ日付の3か月後など。

=EDATE(開始日, [月の数字])

開始日の指定と、合わせて、
何か月後なのかを指定するために
月の数字を入力する。

=EDATE(“2024/5/15”,1)
または、
=EDATE(DATE(2024,5,15),1)
と入力すると、
「2024/6/15」

逆に、マイナスにすると、
同じ日付の何か月前を表示する。

「=EDATE(“2024/5/15”,-1)」
と入力すると、
「2024/4/15」

ちなみに、0にすれば、
同じ日付の同じ月、すなわち同じ日付。

「=EDATE(“2024/5/15”,0)」
と入力すると、
「2024/5/15」

この日付指定を、
「TODAY」関数にすれば、
本日の同じ日付の1か月後が表示される。

「=EDATE(TODAY(),1)」
と入力する。
今日が「2024/5/15」なら
「2024/6/15」と表示される。
1か月後に同じ日付が無い場合は、
1か月後の末日になります。
例)
2024/05/31

2024/06/30
例)
2024/1/31

2024/02/29

「EDATE」の読み方と意味

「EDATE」の読み方は
「エクスピレイション・デイト」ですが、
あるいは「イーデイト」と
呼んでもいいようです。

その「EDATE」とは英語の「expiration date」であり、意味は「満期日」。
expiration(有効期限、満了)です。
すなわち、同じ日付の何か月か後が、その有効期限や満期日になる場合に使う関数が「EDATE」関数。

「EOMONTH」関数(何か月後かの最終日・末日)

「EOMONTH」関数は、
同じ日付の何か月後の最終日
すなわち末日を表示する。

同じ日付の1か月後の末日、
同じ日付の3か月後の末日など。

=EOMONTH(開始日, [月の数字])

開始日の指定と、合わせて、
何か月後なのかを指定するために
月の数字を入力する。

=EOMONTH(“2024/5/15”,1)
または、
=EOMONTH(DATE(2024,5,15),1)
と入力すると、
「2024/6/30」
「EDATE」と同様に、マイナスで指定すると前の月になる。
EOMONTHで、「-1」だと1か月前の末日、「0」だと当月の最終日を表示する。
「EOMONTH」の読み方は「イーオーマンス」。
意味は、エンド・オブ・マンス。

条件付き書式

条件付き書式には
「日付」もあります。

「正確な日付」に、
これら関数を入力して
条件付き書式ルールを作れば、
例えば
「本日の1か月前に色を付ける」
といったこともできます。

今日の同じ日付の
ちょうど1か月前がすぐわかる。

さらにそれを、
「次より前の日付」と設定すれば、
「本日の1か月前の日付
より前の日付に色を付ける」
すなわち、
「1か月以上経過したセルに色を付ける」
といったことも可能になります。

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