Adobe Acrobat、Chrome拡張機能が勝手にインストールされてる問題

   2017/04/03

Adobe Acrobat、Chrome拡張機能が勝手に入る、
つまり自動ダウンロード、インストールされていた模様。
2017年1月の問題。

Chromeブラウザ(パソコン)の右上に、
見たことのない警告マーク「!」が表示されており、
少々驚きました。
Chromeブラウザで警告マーク

情報ニュース記事

Adobe、WebページをPDF変換するGoogle Chrome拡張機能を「Acrobat Reader」に同梱
閲覧ページをPDF変換、Chromeで開いたPDFをデスクトップアプリで開く機能を搭載
(2017年1月12日 13:04 窓の杜)

「Adobe Acrobat」の「Chrome」用拡張機能にXSSの脆弱性
(2017年01月20日 13時27分 ZDNet.com)

Windows用Chrome拡張機能「Adobe Acrobat」にXSSの脆弱性(2017年1月20日 13:13 INTERNET Watch)

警告のポップアップ

パソコン上の別プラグラムにより、
Chromの動作方法を変更する可能性のある
拡張機能が追加されました。アクセスしたウェブサイト上にある
・自分の全データの読み取りと変更
・ダウンロードの管理
・連携するネイティブ アプリケーションと通信

Adobe Acrobatが追加されましたポップアップ

何とも不安をかき立てる文句、パソコンを乗っ取られて
ハッキングされるかのようなメッセージですね・・・。

何が問題なのか

WindowsパソコンでAdobe Acrobat DC、
Adobe Acrobat Reader DC
をインストールすると、
Google Chromeブラウザの拡張プラグイン
「Adobe Acrobat」が自動的にインストールされる
という問題。

Macの方は問題なく、WindowsでもChrome以外の
ブラウザを使っている方には関係ありません。
Chromebook(ChromeOS)でも問題なし。

問題と書いてしまいましたが、ソフトのインストールや
バージョンアップは案内されるままに進めてしまう
という方が少なくないのではないでしょうか。

そこに直接関係ないものまで勝手にインストールされたら、
問題という捉え方もできる。

(さらに深い問題があるわけですが、その点は後述します。)

Adobe Acrobat Chrome拡張機能

Adobe AcrobatとはChromeブラウザの拡張機能の
プラグインであり、
Google Chromeブラウザの中で以下のような機能をします。

  • WebページをPDFに変換
  • Chromeブラウザで開いたPDFファイルを
    ソフトAdobe Acrobatで開き直す

要するに、
閲覧中のWebページhtmlをPDFファイルに変えてくれるのと、
もうひとつは、インターネット上にPDFファイルがあったとして、
そのまま開いて閲覧する機能はブラウザにはありますが、
それをアドビのソフトで閲覧したい場合に変換してくれる。

便利と思えるか

ブラウザにはPDF閲覧機能が標準機能としてはありますが、
WebページそのものをPDFに変換することはできません。

その意味では便利ではあるのですが、そのような機能が
絶対に必要なのかどうか。

ページをPDFに変換してどうするのか?
クラウドなどにバックアップ保存する目的なのか、
スマホやタブレットで持ち歩くのか。
保存だけならEvernoteやOneNoteでよいと思いますが、
何かの資料として活用するのでしょうか。

利用用途はともかく、最大の注意点は
変換にあたってサーバー経由、
つまりページの内容をアドビ社側で
取り込んでから変換するという方式と推測されること。

だとすれば、ネットバンキングや個人情報のページを
うっかり変換したらどうなるのでしょうか・・・。
同社は情報は収集されるが、
製品の改善目的のみに使用される
としており実際そうでしょうが、
情報漏えいの可能性はゼロではありません。

情報漏えいは無いと言っても、いつの日にか
漏らしてしまいましたと発表されればそれまで。
我々ユーザー側にはどうすることもできません。
そういったリスクが潜んでいるということを
知っておきたい。

対処法は?

この問題についての対処法を考えてみました。

  • この拡張機能「Adobe Acrobat」を削除する
    ★★★★★
  • 開いたPDFファイルをAdobe用に変換する
    機能だけ使う。
    (Webページ変換は使わない)
    ★★★★
  • 全機能使うが、最低限のときだけにする
    ★★★
  • 普通に多用するが、
    個人情報に関わるページだけは
    絶対に使わないと決める。
    ★★
  • 気にしないで使いまくる

結論としては、今回の内容が、よくわからない
という人は削除しておくのが無難。

理解できている人でも、
実際の運用面であまり使わないな、
具体的な利用法が思い浮かばない、
と思ったなら不要でしょう。

そして必要だと思ったら、
その時に再インストールすればよい。

普通にChrome拡張機能として無料公開、
提供されていますから、
後から改めてChromeウェブストアから
ダウンロードすればよいのです。

なお、ニュースソースにも掲載しましたが、
この拡張機能から脆弱性が見つかった
という情報もあります。
これがきっかけでウィルス感染する可能性がある
ということですね。

管理人は削除します。

※追記)
バージョン「15.1.0.3」以前で
脆弱性の問題があり、
最新バージョン「15.1.0.4」にて
修正されているという。

「Adobe Acrobat」を削除する方法

「Adobe Acrobat」を削除する方法について
記載しておきます。

1つ目は、今回の警告案内に従う方法。
本来は右上「三」の所に警告マーク「!」が
表示されており、クリックすると
ポップアップが表示されますので、そこで操作。
[Chromeから削除]をクリックすればよい。

Adobe Acrobatが追加されましたポップアップ

もしくは、詳しく正確に確認するには、

右上「三」
設定
拡張機能(左側メニュー)
「Adobe Acrobat」の右側
Adobe Acrobat、Chrome拡張機能
「有効」チェックはずす
→「有効にする」に変わる(無効状態:安全)
ゴミ箱マークをクリックすれば[Chromeから削除]
Adobe Acrobat、Chrome拡張機能の削除ボタン、有効にする

※管理人の環境では、勝手にダウンロード、
インストールされていましたが、
有効にはなっていませんでした。
(=まだ機能していない)

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